• MRIで実施する認知症検査について

ドック健診

MRIで実施する認知症検査について

認知症検査(早期アルツハイマー病診断支援システム:VSRAD)

VSRAD(Voxel-based Specific Regional analysis system for Alzheimer’s Disease)とは MRI画像を用いて
アルツハイマー型認知症に特徴的にみられる海馬傍回付近の萎縮の程度を調べる検査です。
(海馬傍回は記憶の形成・保持・再生をつかさどる小さな領域です。)
海馬傍回は非常に小さくこれまで目視での確認が困難でしたが、VSRADでの解析が可能になりアルツハイマー型認知症の診断支援が可能になりました。 MRI画像によって診断支援ができるようになると、早い段階から積極的な治療につながり進行を遅らせることが期待できます。
※50歳未満の方は個人差が著しく、検査は可能ですが判定の信頼度は下がります。
※検査の結果萎縮が見られても必ずしもアルツハイマー型認知症とは限りません。
医師による問診や症状、経過と合わせて診断されます。
通常のMRI検査に追加して行います。(約5分)

認知症検査(早期アルツハイマー病診断支援システム:VSRAD)