がんの原発巣や転移巣を体内から切除摘出する治療が手術療法です。
血液を除くほとんどのがんに対して行われ、原則としてがんの主病巣と所属のリンパ節を取り去ります。がんを直接取り除くことができるため、効果的で有効ながん治療のひとつです。
初発のがんだけではなく、再発転移した病巣も症例によっては切除します。
また、がんが原因の腸閉塞の改善のための人工肛門造設やバイパス手術なども行います。
通常の開腹手術と腹腔鏡によるものがあり、最近では腹腔鏡による手術が増加してきています。
手術室は天井つり上げ移動式モニターと腹腔鏡システム、電子カルテ対応型麻酔器システムを導入し、腹腔鏡手術、麻酔管理に最適な環境を備えております。主に消化器がん関連の手術を行っておりますが胆石症など良性疾患の手術も対応しております。大阪大学病院との連携で手術することが多いのも当院の特徴の一つです。腹腔鏡手術や難易度の高い手術も大学病院との連携で行っております。
消化器手術 | 229 |
皮膚、皮下、リンパ節手術 | 5 |
乳腺手術 | 4 |
泌尿器手術 | 5 |
女性生殖器手術 | 2 |
合計(手術) | 245 |