内視鏡検査は消化管内にカメラを挿入することで、食道・胃・十二指腸や大腸の内部を直接観察します。
胃のバリウム検査とは違い、粘膜の炎症や腫瘍を直接観察し、組織を採取してより詳細に診断することができます。 また、早期のがんや良性のポリープを除去することも可能です。 人間ドック・がんドックの内視鏡検査や、胃痛など腹部の不快感・胸やけなどの症状がある方、定期検診で異常を指摘された方は是非一度内視鏡検査を受けることをおすすめします。
当院では鎮静剤を使用してより痛みや苦痛の少ない内視鏡検査をおこなっています。
また女性では少数の大腸内視鏡を行える医師が在籍しており、安全・安心・安楽な検査が受けられるようスタッフ一同心がけております。当院にはオリンパス社製のEVIS X1(2021年7月更新)が導入されています。
当院の内視鏡システムがオリンパス社製の内視鏡システム「EVIS X1」(2020年7月更新)です。病変の発見・診断・治療の質や検査効率の向上を目指した機能を搭載し、がんなどの消化器疾患の早期発見・早期診断・低侵襲治療に貢献しています。
主な特長
1.RDI(赤色光観察):Red Dichromatic Imaging
RDI 観察を行うことにより深部血管などの視認性向上が支援され、迅速かつ容易な止血処置をサポートし、より安全で効率的な治療に寄与することが期待されます。
2.TXI(構造色彩強調機能):Texture and Color Enhancement Imaging
通常光観察では見にくい画像上のわずかな色調や構造の変化が、TXI を活用することにより強調され、病変部などの観察性能向上に貢献することが期待されます。
3. NBI(狭帯域光観察):Narrow Band Imaging
がんなどの病変の早期発見に寄与します。また、拡大観察を併用することで、病変の悪性度や範囲などのより高精度な観察をサポートします。
非常勤
福井 由理
(ふくい ゆり)
常勤
森山 裕熙
(もりやま ひろき)